はじめに
ピラティスってなに? ピラティスってよく聞くけどどんなものなのか?
マシンピラティスとマットピラティスはどっちがいいの? 「難しそう、本当に変わるのか」など、不安や疑問をもつ方が多いのではないでしょうか。
ピラティスには、マシンピラティスとマットピラティスの2種類があり、マシンとマットどちらかが良い、悪いのではなくてどちらにもメリットやデメリットがあります。 マシン、マットを必要に応じて使い分けていくことがベストです。
メリット、デメリットを踏まえて、マシンピラティスの方が初心者の方にはおすすめで短期間で理想の身体を手に入れることができます!
この記事ではマットピラティス、マシンピラティスの違いや効果、マシンピラティスが初心者におすすめの理由をご紹介していきます。
ピラティスとは
ピラティスとは、ドイツのジョセフH.ピラティス氏によって考案されたエクササイズです。
幼少期、ピラティス氏は非常に病弱だったと言われています。病を克服するために体操やボクシングなど、たくさんの運動に取り組み病気を克服して、健康的な身体を手に入れたそうです。自身の経験から独自のエクササイズを開発して自己鍛錬に励んだと言われています。
このエクササイズを発展させたものがピラティスです。
【ジョセフH.ピラティス氏の名言】
10回やったら違いを感じ、20回やったら違いが目に見え、30回やったらまったく別の身体にうまれかわるでしょう。ピラティスの効果についてこのように語ってます。
この言葉からわかるように継続することで効果が期待できます。
【コントロロジーの原則】
コントロロジーとは、
“忍耐を持って持続させることで、エクササイズから生まれる有益な効果を自分のものにすることが出来るものである”
と述べています。
Control+-logyはそのままの意味で要約するとコントロールの学問です。
つまり、身体や精神全てにおいて身体の細部にまで意識を向けてコントロールして行うということです。
それを成功させるためにピラティス氏が述べた原則が下記の内容です。
ここでは6つの原則を紹介します。
- コンセントレーション(正しい動きで集中して行う)
- コントロール(筋の反射を使わず自分の意思に従ってコントロールして動く)
- センタリング(安定した身体の中心(体幹)から全ての動きは作られる)
- フロー(一定のスピードでしなやかに動く)
- プリシジョン(指導は正確に)
- ブレス(呼吸)
簡単な説明になりましたが、この5つを意識して行うことが大切です。
この原則をふまえて正しいやり方で行うことで以下のような効果があります。
など、ピラティスにはこのような多くの効果に期待ができます。
ピラティスの種類
ピラティスには大きく分けると「マットピラティス」と「マシンピラティス」の2種類があります。
それぞれのメリットや特徴をお伝えしていきます。
①マットピラティス
マットピラティスは言葉の通りマットの上で行うエクササイズです。
自重エクササイズのため主に自分の体重を負荷として特に体幹の強化に効果的です。
しかし自分の身体をコントロールしないといけないので、マシンピラティスよりも難易度は高くなります。
ストレッチポールやピラティスリングなど小道具を使って行うこともあります。
小道具を使うことにより、負荷を与えれたり、狙った部位に刺激をいれたり、身体をサポートできたりします。
また、マットとスペースがあればどこでもできるのはマットピラティスのメリットです。
②マシンピラティス
簡単にいうと器具を使って行うピラティスです。
リフォーマー、キャデラック、チェアーなど使って行うエクササイズで専門器具で負荷や身体をコントロールしやすいのことが特徴です。
マットピラティスに比べてマシンの動きで誘導してくれるので正確なフォームで行いやすいです。
身体の使い方や負荷をかけたい時など、器具の調整でコントロールして適度な負荷をかけてエクササイズを行えます。
マシンピラティスは初心者こそおすすめ
なぜマットピラティスよりマシンピラティスが初心者にはおすすめなのか説明していきます。
①動きをサポートしてくれる
マシンピラティスの器具、リフォーマーやチェアにはスプリングというバネがついています。
スプリングやループ、キャリッジ(リフォーマーの土台)などで動きを誘導してくれるので、身体の動きをコントロールしやすく、フォームが安定しやすいので、正しいフォームでできるので効果を実感しやすいです。
②負荷調整がしやすい
バネによって負荷をかけるので、錘と違って常に一定に負荷がかかります。
スプリングを重くしたり軽くしたりすることで負荷の調整がしやすく、適切な負荷をかけることができます。
バネを軽くすることで自分の身体をコントロールする部分が増えたり、重くすることで力が必要になったり状況によって使い分けることもできます。
マットピラティスは全ての動きを自分でコントロールしなければならないため、とても難しいです。
難しい分、体幹の強化や身体の変化の期待もできます。
マットピラティスとマシンピラティスで共通したエクササイズも多いので、まずはマシンピラティスでしっかり身体のコントロールや動きに慣れて正しいフォームを身につけて、マシンとマットを組み合わせていくのがおすすめです。
パーソナルがおすすめな理由
ピラティスのレッスンは、グループレッスンとパーソナルレッスンがあります。
グループレッスンでは、みんなで楽しく身体を動かせる良さや、低価格でレッスンを受けることができますが、グループレッスンなので、レベルが統一されており、難しくてよくわからないまま終わってしまったり、物足りなかったり、間違ったフォームでのトレーニングをしてしまうデメリットもあります。
またピラティスは動きの中で姿勢の保持や呼吸、意識することがとても大切です。
パーソナルレッスンでは、動きの中で呼吸やニュートラルポジションの保持、動作など、細かいところまで指導してもらえるのでより効果的です。
一人一人目標やなりたい身体も違いますし、身体の癖も違います。その方に合ったやり方でレッスンができるため、パーソナルの良さでもありグループレッスンに比べて身体の変化は大きく違います。
自分のレベルに合わせて正しく身体を動かすことが大切になります。
効率的に理想の身体を手に入れるにはやはりパーソナルレッスンがおすすめです。