ピラティスで体型の変化を感じるのに必要な回数と期間は?理由や具体的な効果、パーソナルとグループとの違いを解説

「10回のセッションで違いを感じ、20回のセッションで見た目が変わり、30回のセッションで身体が変わる」

ピラティスの考案者であるジョセフ・ピラティス氏は生前このような言葉を残しております。

この言葉の通り、ピラティスを継続して体型に変化が現れてくるのは大体10回のセッションが目安です。

今回の内容ではピラティスでの体型変化を感じるまでに必要な回数と期間をはじめとして、根拠や具体的な効果、パーソナルとグループ、ヨガとの違いまで幅広く解説します。

「ピラティスをやっているけど体型に変化が出ない...」

「本当にピラティスで体型に変化が出るのか不安...」

このような方々には必見の内容となっておりますので、ぜひ最後までお読み下さい。

目次

ピラティスで体型の変化を感じるのに必要な回数と期間

ピラティス氏の言葉通りピラティスは大体10回のレッスンを行って、初めて体型に変化を感じてくると言われております。

10回のレッスンを目安にすると、週の頻度によって必要な期間は変わりますが

週に1、2回のペースで行ったとして体型に変化を感じてくるまでに大体2ヶ月を必要とします。

もちろんきっかけとしての変化ですので、より美しいスタイルだったり目標としている身体になるためには効果を感じてからも引き続き継続することが大事です。

ピラティス氏の言葉を借りるなら30回で身体が変わると言われておりますので、週に1回のペースで6ヶ月間ピラティスを継続し続ければ大体のケースで体型の変化が期待できます。

ピラティスで体型が変化する理由

ピラティスで体型が変化する根拠は「運動生理学」がベースにあります。

運動生理学とは「運動によって身体がどのように変わっていくのか」を研究した学問になります。

この運動生理学をもとにアスリートを指導するトレーナーや、トレーニングやピラティスのインストラクターは運動プログラムを作成します。

この運動生理学によればトレーニングによって変化が現れ始めるまでの期間として、筋力の向上で1ヶ月、筋肉量の増加では3〜6ヶ月かかると言われております。

ピラティスもマシンを使用した筋力トレーニングの一種ですので、体型に変化が生まれる根拠はこの運動生理学を根拠にした筋力向上と筋肉量向上が体型に変化を出す要因になります。

ピラティスはこの運動生理学という根拠があって、体型に変化を出すことができるメソッドになります。

ただ上記の期間は運動を継続することが条件になりますのでまずは運動の継続を最優先にピラティスに取り組みましょう。

ピラティスをする事によって体型に表れる具体的な効果

ピラティスは効果が出ることが理解できた所で、次に疑問になることが

「どのような効果が出るのか?」

このような内容だと思われます。

以下でピラティスを継続していくことによって期待できる体型への具体的な変化を解説していきたいと思います。

姿勢の改善

ピラティスは体幹周りのインナーマッスルを中心にトレーニングするため、体幹が安定し日常生活での姿勢が安定します。

身体の前後についている筋肉のバランスも整うので、猫背や巻き肩などの改善が見込めます。

猫背や巻き肩が改善することで、ボディラインが整えられ綺麗なスタイルになります。

肩こりや腰痛の軽減

ピラティスは肩こりや腰痛の軽減にも効果を発揮します。

人間はデスクワークなどで長時間同じ姿勢をとり続けると、筋肉が硬直し特定の箇所に負荷が高まります。

その負荷の蓄積によって肩こりや腰痛が発生します。

ピラティスでは何よりも身体の左右差や筋力のバランスを重視しながら全身をトレーニングしていくので、筋肉のバランスが整い身体の緊張感が軽減します。

そして全身の筋肉や関節が正しい長さや位置に整う事によって、筋肉の緊張で発生していた肩こりや腰痛が軽減します。

基礎代謝や体温の向上

ピラティスはインナーマッスルを中心に全身の筋肉をトレーニングするため、筋肉量の向上によって基礎代謝が増加します。

また身体の柔軟性が向上し、日常動作の可動域も広くなるため、自然と活動量が上がり体温の上昇も見込めます。

むくみの解消

また、ピラティスには嬉しいことにむくみを解消する効果も期待できます。足のむくみに悩んでいる方は多いと思いますが、ピラティスのエクササイズには血流を促進する動きが多く含まれています。特にふくらはぎのエクササイズは、下肢の血行を改善し、むくみの軽減に効果的です。

また、股関節周りのストレッチを行うことでリンパの流れも促進されます。リンパ液の流れが良くなることで老廃物の排出がスムーズになり、全身のむくみ解消が期待できます。これにより、ボディラインがよりスッキリと引き締まって見えるようになります。

内臓機能の活性化

ピラティスのエクササイズには、内臓を正しい位置に戻す効果もあります。長時間のデスクワークや運動不足によって、内臓が下がってしまっている方も多いのではないでしょうか。内臓が下がることで起こる「ぽっこりお腹」や冷え性、便秘などの不調も、ピラティスを続けることで改善が期待できます。

内臓が正しい位置に戻ることで、見た目の変化はもちろん、体調の改善も実感できるはずです。特に、お腹周りがスッキリすることで、洋服のサイズ感が変わってきたという声も多く挙がります。

ピラティスで体型の変化を感じるにはパーソナルかグループか?

ピラティスのレッスンで大事な要素としてパーソナルレッスンかグループレッスンで行うのかということがあります。

1対複数人でレッスンを行うグループと1対1でレッスンを行うパーソナルでは全く成果の出方が違うためどちらでピラティスを継続していくかも体型の変化を感じるためには重要な要素です。

まずは以下に一覧表でグループとパーソナルについてそれぞれの項目でまとめました。

パーソナルレッスングループレッスン
人数1人複数人
費用高価安価
効果高い低い
メリット・正しいやり方で行える
・最短で変化を実感
・初心者でも始めやすい
・安価で継続しやすい
・みんなで頑張れる
デメリット・高価なため金銭的に継続しにくい
・予約枠が限られる
・間違ったフォームになる
・自分に合ったトレーニングができない

グループとパーソナルどちらにも良い点と悪い点がありますので、自分の目標やスケジュール、予算などから総合的に判断する必要があります。

なんとなく流行っているからピラティスをやってみたい、コストを重視する方にはグループセッションが向いております。

逆にどうしても体型の変化を実感したい場合にはプロのインストラクターがついて個別で精度高くフォームチェックをしてくれるパーソナルをおすすめします。

可能であればどちらも実際に受講してみて自分のライフスタイルや金銭的に継続をしやすい方を選ぶのが一番確実です。

マットピラティスとマシンピラティス、どちらを選ぶ?

ピラティスを始める際には、マットピラティスとマシンピラティスのどちらを選ぶかという選択肢もあります。

マシンピラティスは初心者の方に特におすすめです。専用のマシンを使用することで、正しい動きの習得がしやすく、フォームが安定します。また、マシンの負荷を調整できるため、自分の体力に合わせたトレーニングが可能です。ピラティス特有の細かい動きも、マシンのサポートがあることで理解しやすくなります。

一方、マットピラティスは自重を使ったエクササイズが中心となります。場所を選ばず気軽に実践できる反面、ある程度の筋力や体の使い方の理解が必要です。自宅でも継続的に練習できる点は大きなメリットですが、まずはマシンピラティスで基本的な動きを習得してから取り入れるのがおすすめです。

特に体型の変化を目指す場合は、最初の3ヶ月程度はマシンピラティスで基礎を固めることをお勧めします。その後、マットピラティスを組み合わせることで、より効果的なトレーニングが可能になります。

ピラティスを初めて体型を変化させよう

今回はピラティスで体型を変化させるのに必要な時間や理由、具体的な効果やパーソナルやグループなどのレッスン方式まで説明させて頂きました。

ピラティスで体型を変化させるイメージはついたでしょうか?

まとめると

・ピラティスで体型に変化を出すためには10~30回のレッスンを受講する必要がある

・ピラティスで体型に変化が出る根拠は「運動生理学」で説明できる

・ピラティスをやることで見られる具体的な体型へ変化は「姿勢改善、肩こり腰痛の軽減、基礎代謝の向上」が見込める

・コストを重視する場合はグループ、体型の変化を重視する場合にはパーソナルの受講がおすすめです

・むくみの解消や内臓機能の改善による見た目の変化も期待できる

・初心者の方は特にマシンピラティスから始めることで、より効果的に体型変化を実感できる

以上になります。

どんな運動でも体型に変化を出すためには継続することが必須です。

そのためには自分のモチベーションを上げてくれる素敵なピラティススタジオを選ぶことがとても重要です。

ぜひそんなスタジオを見つけて、今回紹介したことを意識して体型の変化を感じて下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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